コラム

仏像の表情の意味

古くから仏教に親しみのある日本には、全国に国宝級の仏像が数多く存在しています。千手観音慈母観音、弥勒菩薩などの菩薩や大日如来など、仏像の種類は多様です。また、仏像にはそれぞれに個性があり、穏やかな表情や厳しい表情など、様々な表情をしています。仏像の表情には、どのような意味があるのでしょうか。

仏像の表情に込められた意味

仏像の表情は、慈悲の相と忿怒(ふんぬ)の相に大きく分けることができます。仏像のなかでも悟りの境地に達した「如来」と悟りを開こうと修行を行う「菩薩」の両者は、慈悲の優しさを持って人々を救おうとしているため、優しさのある表情をしています。

その一方で、不動明王や愛染明王などの「明王」は、慈悲では救えないものを怒りの表現によって救おうとしているため厳しい表情をしているのです。また、四天王や十二神将などに代表される「天部」も明王と同様に怒った表情をしていますが、天部が怒った表情をしているのは仏法を護るためとされていて同じ表情でも意味合いが異なっています。

仏像が薄目を開けている理由

観音をはじめ仏像というと、目を半分閉じている姿をイメージする方も多いのではないでしょうか。目を完全に開けていないことにも、実は理由があります。仏像の目を見開くでもなく閉じてもいない状態は、いわゆる「半眼」の状態です。半眼には、半分は外の世界を見て、残りの半分で自分の心を見つめるという意味があります。さらに、「肉眼」だけではなく、物事の真相や本質を見極める鋭い心の動きを意味する「心眼」の両方を使いましょうという意味もあるとされています。

仏像の表情に込められた意味を知ることで、仏像の見方もまた変わってくるのではないでしょうか。
当ショップでは、シルクレやジクレ、ポストカードなど、様々な種類の仏像が描かれたアイテムの販売をしております。お寺にも納品したことのある良質なアイテムを取り揃えておりますので、仏像を描いたアイテムのご購入をお考えの方は当ショップをぜひご利用ください。

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