コラム

日本の仏像の変遷

仏教画や仏像画には様々な仏像が描かれています。ガンダーラ地方で誕生したとされている仏像は、飛鳥時代の頃、日本にも伝わりました。奈良時代になると、止利仏師によって造られた仏像だけでなく、日本人の手で造られた仏像も誕生しました。こちらでは、そんな仏像の日本での変遷に注目していきます。

飛鳥時代

飛鳥時代は仏教が伝来して間もないため、この時代に造られた仏像は中国など、大陸の影響を受けたものが多いです。銅と木で造られたものがほとんどで、抽象的で神秘的な雰囲気のある止利様式が主流となっています。また、宇宙や自然を象徴した宝珠形光背の仏像が流行していました。

奈良時代

奈良時代になると仏像は人間のプロポーションに近づいてくるようになり、人間の持つ生命感を表現した仏像が増えてきました。また、インドや南アジア文化の影響が見られるようになります。この頃は蝋型鋳造法による金銅像が中心で、一部には粘土や石膏を材料として造る塑像も存在しました。

平安時代前期

平安時代の初期は、唐から最澄と空海が密教を持ち帰ってきたことから、仏教の世界観が大きく変化した時代でもあります。迫力ある肉体表現のものが多く、密教の経典にもとづいた密教派、革新派、保守派の三派に大きく分類されます。密教派は肉付きのよさと水平で切れ長の目が特徴として挙げられ、革新派は厳しい顔立ちと強調された表現、保守派は面相が穏やかで写実的な点が特徴です。

平安時代後期

この時代には浄土信仰と法華経信仰が広まり、阿弥陀如来像と普賢菩薩像が多く造られるようになりました。優美で柔和な表現が特徴的で、木造・寄木造りの仏像が主流とされます。そして、寄木造の完成や仏所の登場などから大量の造仏が可能となりました。

仏教絵画や仏画像などをお探しでしたら、幅広い仏画の通販を行う当ショップをぜひご利用ください。当ショップでは、陶彩画の色彩を忠実に再現できるシルクレや微妙な色の発色も楽しめるジクレ、ポストカードなど、色々な仏画を販売しております。

仏像の像容

仏像は大きく、如来像、菩薩像、明王像、天部像の四種類に大きく分けられますが、仏像について知識がないと、どの仏像もそれほど違いがないように感じられるのではないでしょうか。仏像の像容について知っておくことで、それぞれの仏像の違いを楽しむことができます。

お釈迦様の姿をもとにした如来像

阿弥陀如来などの如来像は、苦行の末に悟りを開いたお釈迦様の姿、つまり出家した人の身なりが基本です。一般に全身には衲衣(のうえ)と呼ばれる一枚の布をまとうだけで、戒律に従って、薬師如来をのぞいた如来は托鉢をするための鉢以外には持物がありません。また、出家の際に捨ててしまったため、大日如来など一部をのぞいた如来は装飾具を一切身につけていないのが特徴です。

インドの王族や貴族がモデルの菩薩像

千手観音などが代表的な菩薩像は、出家される前のお釈迦様の姿が基本です。王族出身であった釈迦にならってインドの王族や貴族の服装がモデルとなっており、上流階級の身なりをしています。地蔵菩薩など一部の菩薩をのぞいて、胸飾や手首につける腕釧など、華やかな装飾具を身につけています。

怒りの表情をした明王像

不動明王などに代表される明王像は、手に剣や弓矢などの武器を持っており、手や足、顔の数が異質な姿をしていることが多いです。最もよく見られる特徴は、1つの顔に2つの腕、牙をむき出した怒りの表情をしています。

共通する特徴がない天部像

天部像の像容は、バラモン教などで考え出された形がもとになっていることが多いものの、成立過程や徳などが幅広いことから、全体としては共通な特徴がありません。人間に近い服装をしており、見た目からは貴人形・武将形・鳥獣形の三つに分けることができます。

当ショップでは、仏像をテーマとしたアート作品を取り扱っております。輝きと立体感が表現されたシルクレや原画に忠実な再現が可能なジクレなど、様々な種類の作品の通販を行っております。興味がございましたら、当ショップのホームページをぜひご覧ください。

仏像の表情の意味

古くから仏教に親しみのある日本には、全国に国宝級の仏像が数多く存在しています。千手観音慈母観音、弥勒菩薩などの菩薩や大日如来など、仏像の種類は多様です。また、仏像にはそれぞれに個性があり、穏やかな表情や厳しい表情など、様々な表情をしています。仏像の表情には、どのような意味があるのでしょうか。

仏像の表情に込められた意味

仏像の表情は、慈悲の相と忿怒(ふんぬ)の相に大きく分けることができます。仏像のなかでも悟りの境地に達した「如来」と悟りを開こうと修行を行う「菩薩」の両者は、慈悲の優しさを持って人々を救おうとしているため、優しさのある表情をしています。

その一方で、不動明王や愛染明王などの「明王」は、慈悲では救えないものを怒りの表現によって救おうとしているため厳しい表情をしているのです。また、四天王や十二神将などに代表される「天部」も明王と同様に怒った表情をしていますが、天部が怒った表情をしているのは仏法を護るためとされていて同じ表情でも意味合いが異なっています。

仏像が薄目を開けている理由

観音をはじめ仏像というと、目を半分閉じている姿をイメージする方も多いのではないでしょうか。目を完全に開けていないことにも、実は理由があります。仏像の目を見開くでもなく閉じてもいない状態は、いわゆる「半眼」の状態です。半眼には、半分は外の世界を見て、残りの半分で自分の心を見つめるという意味があります。さらに、「肉眼」だけではなく、物事の真相や本質を見極める鋭い心の動きを意味する「心眼」の両方を使いましょうという意味もあるとされています。

仏像の表情に込められた意味を知ることで、仏像の見方もまた変わってくるのではないでしょうか。
当ショップでは、シルクレやジクレ、ポストカードなど、様々な種類の仏像が描かれたアイテムの販売をしております。お寺にも納品したことのある良質なアイテムを取り揃えておりますので、仏像を描いたアイテムのご購入をお考えの方は当ショップをぜひご利用ください。

仏教に関する豆知識

仏教画や仏像画に関心はありますか。仏教に関して知識を得ると、様々な見方ができて面白いです。こちらでは仏教に関する豆知識をご紹介します。仏教絵画や仏画像などに、少しでも関心を持つきっかけとなれば幸いです。

仏像の印相(いんぞう)の意味とは

仏像は指で輪っかを作る、手が胸や下の位置にあるなど、両手の組み合わせが決められています。これを印相と呼びます。古代インドからの習わしです。輪の作り方と手の位置とでそれぞれ3種類あり、計9種類の組み合わせがあります。仏様の功徳や働きを象徴するものです。親指と人差し指で輪っかを作りひざの上で組む「上品上生印」と呼ばれる印が最も一般的です。特に坐像で多く、「阿弥陀の定印」とも呼ばれます。

なぜ仏像の台座が蓮なのか

「なぜ仏様は蓮の上に乗っているんだろう」と疑問に思ったことはありませんか。蓮の花は、田んぼや泥などに植えられ大輪の花を咲かせますが、澄んだ水の中だと小さな花しか咲きません。泥が意味する煩悩や辛く苦しいことに染まらず、清浄無垢の美しい花を咲かす姿が仏教の教えと繋がることから、蓮の花が用いられているといわれています。

日常的に使われる仏教由来の言葉

日常的に使われる仏教由来の言葉はたくさんあります。「挨拶」もその一つです。禅寺では、師と弟子による押し問答が日常的に行われていました。師が問うのを「挨」、弟子が答えるのを「拶」と意味し、弟子の修行や悟りの深さを試すために行われていたものです。これが転じて坊さんや仏教に関係なく、知り合いに会う際に交わす言葉を「挨拶」というようになりました。他にも「安心・機嫌・因縁・有頂天・大袈裟・くしゃみ」など、多くの仏教由来の言葉が日常的に使用されています。

当ショップでは、仏画の通販をしています。お寺にも納品実績があり、自慢の作品ばかりです。シルクレやジクレ、ポストカードなど多くの仏画の作品を揃えています。大切な方のギフトにも、ぜひ当ショップの仏画をお選びください。心よりご注文をお待ちしています。

仏像とその歴史について

皆さんは、仏像に興味はありますか。一時期は、「仏女(ぶつじょ)」と呼ばれる仏(あるいは仏教)好きな女子の呼称まで誕生したほどブームになったときもありました。しかしながらそもそも仏像とは何なのか、どんな歴史があるのかなど、細かいことまでご存じの方はそう多くいらっしゃらないはずです。こちらで詳しくご紹介いたします。

そもそも仏像とは何か

文字通り、「仏の姿をした像」のことを指します。本来は如来像(釈迦如来・阿弥陀仏如来・大日如来など)を示しますが、菩薩像(観音菩薩・地蔵菩薩・普賢菩薩など)や天部像(四天王・八部衆など)、明王像(不動明王・降三世冥王など)、祖師増など、仏教関連像全般を総称して呼ばれるようにもなっています。材質は、木造・金属造・乾漆造・塑造・石造があります。彫刻だけでなく絵画で表現された像もあり、一般的に「仏画」と呼ばれます。

仏像の歴史

生誕の地は、ガンダーラ地方である説が有力です。1~3世紀頃にかけて仏教美術が開花し、仏像が造られるようになりました。当時はヘレニズムの影響を受けていたため、ギリシャ彫刻を模して造られていました。額・眉間に白毫があり、背部にはお皿のように丸い光背がつけられているのが特徴的です。それと相前後して、マトゥラー地方でも仏像は造られ始めました。ガンダーラ地方と違い明るくおおらかで、それでいて力強そうなのが特徴的です。一度造られるようになると、堰を切ったように様々な仏像が造られるようになりました。時代は進み、やがて仏教では仏像を崇拝することが定着していったのです。

当ショップでは、仏像を描いた陶彩画の通販をしています。阿弥陀如来、大日如来、千手観音、不動明王など豊富に揃えていますのでお買い求めください。実際に仏像を飾ることに抵抗のある方も、絵なら飾りやすいのではないでしょうか。シルクレ、ジクレ、フォトグラフ、観音力カード、ポストカードなど取り扱っています。他にも、オリジナル名刺の企画などもしていますので、どうぞご利用ください。

お部屋にアートを飾るコツ

絵画やファブリックパネル(アートボード)など、どんなアートでもただ飾るだけでは逆にお部屋のインテリアを崩すことになりかねません。しかし、何も飾らず壁だけが広がるというのも寂しいものです。こちらでは、アートを飾る際のポイントをご紹介します。ぜひお役立ていただければと思います。

目線の位置に飾ろう

顔を上げた瞬間に、日常を忘れられるような鮮やかな別世界が目に入ってくると嬉しいものではないでしょうか。アートボードを飾る際は、目線の高さに合わせることが大切です。廊下など立ちながら目にする場所では立っている時の目線の高さに合わせ、リビングやダイニングキッチンなど座っていることが多い場所では座った時の視線の高さに合わせて飾るのがおすすめです。それぞれの姿勢で目線の高さで調整をしましょう。

雑貨と合わせて飾ろう

アートを単体で飾るのも良いですが、雑貨と合わせたコーディネートも素敵です。ただ雑貨を合わせるのではなく、和風のアートなら和柄、洋風のアートなら洋柄というように、関連性や統一感を持たせた雑貨選びも大切です。

壁に立てかけて飾ろう

賃貸だと、穴を空けて壁を傷つけたくないということもあるはずです。その場合は、ただ壁に立てかけて飾るだけでもインテリアが華やぎます。床でもいいですし、カラーボックスやローボードなどの上に置いて立てかける方法もあります。

素敵なアートを飾って、お部屋を癒しの空間にしてはいかがでしょうか。 アートを通販で購入しようとお探しなら、当ショップをご利用ください。当ショップは陶彩画の通販をしています。和室やモダンなお部屋にピッタリのアートを販売していますので、どうぞお買い求めください。シルクレ、ジクレ、ファブリックパネルなど豊富に揃えています。飾るのが初めてという方は、比較的安価で飾りやすいファブリックパネルから始めてみてはいかがでしょうか。ご紹介した内容を参考に、上手に飾っていただければ幸いです。通販だけでなく、全国各地で個展も開催していますので、ぜひ足をお運びください。お待ちしています。

仏様の種類

寺社には様々な仏様が安置されていますが、仏様はいくつかの種類に分類されています。
こちらではその仏様の種類について解説しますので、様々な仏様に興味・関心がある方はぜひご参考ください。

如来

仏教の世界において、最高の位にあるのが如来の名が付く仏様です。如来とは、悟りの境地に達したものを意味しています。
仏教における最終的な目標は悟りを得ることなので、如来の名が付く仏様が最も位が高いのです。如来には、実存の人物であった釈迦如来をはじめ、阿弥陀如来や薬師如来、大日如来などがいます。

菩薩

如来のように悟りの境地に達するため修行に励んでいるのが、菩薩です。位は如来の次という位置付けになります。菩薩は他者を救う行をしているため、ほとんどの仏像がすぐに助けに行けるような立ち姿で表現されています。
菩薩には、観音様や慈母観音と呼ばれる観世音菩薩をはじめ、弥勒菩薩千手観音、お地蔵さんとして親しまれている地蔵菩薩などがいます。

明王

如来の教えに従わない人間や生物を救済、調伏する役割を担う仏様が、明王です。
明王の仏像はそのような役割を担うため、怒りの形相(忿怒相)をしています。また明王は様々なポーズをしているのも特徴的です。
明王には、大日如来の命を受けて行動する不動明王をはじめ、降三世明王や愛染明王、孔雀明王などがいます。

天部

仏教に帰依した他宗教(バラモン教やヒンドゥー教など)の神々が、この天部に当たります。そのため、他宗教では位が高くても仏教界での位は、如来・菩薩・明王の次という位置付けです。
戦いの神様として有名な阿修羅は天部の位から追放されていましたが、仏教の教えによって改心し、仏教を守る八部衆の一人となりました。天部には、ヒンドゥー教の最高神である梵天をはじめ、金剛力士や毘沙門天、弁財天などがいます。

当ショップでは、様々な仏様を描いた陶彩画やグッズを取り扱っています。当ショップが取り扱っている商品は寺社にもご購入いただいている良質なものです。観音グッズや仏様を描いた陶彩画をご自宅に置きたいという方は、ぜひ当ショップをご利用ください。

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